【あとがき】「コピンクス!ストーリーズ~star chat~」
原案と第二話以降の脚本を担当致しました、『コピンクス!ストーリーズ~star chat~』が、おかげさまで先日無事に完結しました。
第一話「横断歩道 1453」
第二話「コンビニ 2013」
第三話「街角 2069」
第四話「かつてお姫様が」
最終話「ティアラの条件」
テーマは「シンデレラの靴はひとつだけ」
キーワードは「お姫様のかけら」
メインモチーフも「お姫様のかけら」
この「コピンクス!ストーリーズ~star chat~」は、私たちからのすべてのコピンク、コピンクSへの(かっこ良い言い方をするなれば)「宣言」・「誓い」となりました。
じっさい、これを制作するにあたり、私たちも一歩立ち止まって考え直すことが多かったのです。
私は普段から作詞のお仕事が主なので、当初「えー!コピンク*での曲をもっと作らないの!?」と個人的に思っていたのも事実ですが(笑)、今振り返ればこれを制作したことによって、いっそうこれからのコピンク*曲を楽しみにして頂けるようになったと思います。
そして、もともと第三話までの制作予定ではありましたが、関係者様のご理解とご協力で最終話まで全五篇を制作させてもらうことができました。本当に感謝してもしきれません。
その第三話までの各話に登場した女性の名前、ツバン、優(アルファ)、コトコ(こと座の一等星ベガ)、これはすべて北極星に由来していました。
そして、2013年度のコピンクス!は、「新たな星を探す少年少女の物語」がテーマでした。
星の瞬きというのは、死んでいく惑星の最後の瞬きだそうです。
でもそれは、最後ではなく真っ只中であり、永遠にビットウィーンなのかもしれません。
そしてその瞬きは、彼女たちが今を一所懸命にその時の最高地点で在り続けている証明だと思うのです。
そのスターを探す少年少女、スターとスターになる前の人間の物語を、この冬に完結させてもらえて嬉しく思います。
余談ですが、
私は生粋の都会っ子なので、小さい時にサマーキャンプで見た満天の星空が「気持ち悪いなぁ」と感じました。
実は、今でもそう思っています。
スーパースターはたくさんも要らない。特別な存在は「あなたたち」だけで良いと思ってしまうのが、本当に正直な本音です。
私はほんとうに幸せ者です。
周りにはいつもホンモノで一流の才能が集まり、そしてひとつのものを作れるなんて、とっても幸せなことだと思います。ご一緒させてもらえるだけで嬉しいのです。
それが自己満足にならないで、これからも観て・聴いて下さる方とも共有できればと思います。
初代コピンク:宮本佳林(Juice=Juiceオフィシャルブログ)
http://ameblo.jp/juicejuice-official/entry-11738826062.html
二代目コピンク:浅川梨奈(iDOL Streetオフィシャルブログ)
http://ameblo.jp/idolstreet/entry-11735557739.html
初めましての方もお久しぶりの方も、初代コピンク、二代目コピンクそしてコピンクSのメンバーで、皆様の2014年を彩らせて下さいね。
2013.12.31 児玉雨子
2013年12月31日