新年のご挨拶
謹んで迎春のごあいさつを申し上げます。
昨年は国内外で本当に多くの出来事がありました。
特に3月11日の東日本大震災では、たくさんの方々が犠牲になりました。
今でも、物質的にも精神的にも、2011年3月10日までの生活を取り戻せていない方々が多くいらっしゃいます。
また、その様子をメディアを介してみていた方々も、何か思うことや考えることの多かった一年であったと思います。
海外では、いくつかの国が新たな歴史を紡ぎ出した一年でした。
今までの生活を求める人と、新しい生活を求める人が同じ年に鐘を鳴らした一年。
そして今日からはそれが各々の方向へ進んでいく一年だと、私は思います。
私事で恐縮ですが
東日本大震災をきっかけに文芸活動を始め、3月12日の模試をさぼって書いた小説のタイトルが運よく文芸誌に載り、
さまざまな素晴らしい方々と出会うことができ、作詞という表現方法に挑戦する機会をいただきました。
ありがとうございました。
私にとっても2011年は思い入れの強い年であり、そして2012年は前に進む年です。
私一人では何もできない、まだまだ四分の一人前ですが
これからもいろんな人と出会って、いろんな作品を創り、いろんな人に観てもらい、いろんなことを思われたいです。
そして、東日本大震災で被災された方々の力になれる器の人間に、少しでも成長する一年にします。
2012年を、一緒に素敵な年にしましょう。
よろしくお願いします。
雨子
2012年1月1日